01 / BACKGROUND
背景
玄関のわずかな空間を、出入りするだけの場所から変えたい。架空の住まいを想定した家具研究として、二人が並べるベンチを設計しました。奥行きを抑えながら、鞄の仮置きと靴の脱ぎ履きが一緒にできることを条件にしています。
02 / DESIGN INTENT
設計意図
背もたれを設けず、どちら側からも座れる構成にしました。座面の角は大きく落としすぎず、立ち上がるときに手を掛けやすい丸みに。中央に脚を置かないことで、座る位置を使う人に委ねています。

03 / MATERIAL
素材と仕上げ
栗の無垢材を使い、木目や色の違いを揃えすぎない仕上げにしました。表面は補修できるオイル仕上げ。木の伸縮を妨げない接合方法を検討し、隠れた固定部には再調整できる金物を使っています。
04 / DETAILS
ディテール
試作は実寸でつくり、座る高さと靴紐を結ぶ姿勢を確認しました。脚の下には交換できる緩衝材を取り付け、床の不陸を微調整します。傷がついた面だけを磨き直せるよう、仕上げの材料と手順を記録として残しました。
置く場所が変わっても、使う理由が見つかる。新しい用途に名前をつけすぎないことが、長くそばにある家具の条件だと考えています。
- 種別
- 自主企画・家具研究
- 素材
- 栗無垢材、オイル仕上げ
- 想定
- 住まいの玄関・窓辺
- 担当
- 設計、実寸試作、制作調整
このプロジェクトは架空のデモです。写真はAI生成によるコンセプトイメージです。


