SHIORI — A NEIGHBORHOOD ROOM

町の読書室「栞」

本を読んでも、読まなくても。 町にひらく、小さな居場所。

空間 / 2025

木の本棚と共有テーブル、庭へ続く読書室
03 — 街路から庭へ、視線と光が通り抜ける。

01 / BACKGROUND
背景

使われなくなった小さな店舗を、近隣の人が立ち寄れる読書室へ。架空の改修計画では、静かに読みたい人と、誰かと話したい人が同じ場所にいられることを課題に据えました。完成形よりも、日々の運営が続く大きさを優先しています。

02 / DESIGN INTENT
設計意図

入口から奥の庭まで視線が通る配置とし、壁で部屋を細かく分けずに居場所をつくりました。中央の大きなテーブルは対話の場、窓辺の一人席は読書の場。本棚の高さを抑え、座ったときにも人の気配と外の緑を感じられるようにしています。

低い本棚と自然光の入る読書席
低い本棚がつくる、ほどよい視線の抜け。

03 / MATERIAL

素材と仕上げ

既存の梁と床を残し、新たな本棚には補修しやすいオーク材を選びました。壁は塗り直しのできる左官仕上げ。リネンのカーテンで直射光を和らげ、布と本が音を受け止める、静かな室内を目指しています。

04 / DETAILS
ディテール

入口近くの席は短い滞在を、奥の席は長い読書を想定。棚板は本の大きさに合わせて高さを変えられます。照明は部屋全体を均一に照らさず、手元と通路に必要な明るさを分けて計画。運営者が家具を動かせるよう、大きなテーブル以外は固定していません。

使われるうちに、本が増え、椅子の向きが変わり、顔なじみができる。設計が終わったあとに始まる時間を受け止めるために、空間にも余白を残しています。

種別
架空の店舗改修計画
素材
既存木梁、オーク、左官、リネン
用途
読書・小さな対話・地域の集まり
担当
構想、内装・家具・照明計画

このプロジェクトは架空のデモです。写真はAI生成によるコンセプトイメージです。

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